少し前のことになりますが、玉来ダム本体のコンクリート打設が完了し記念式典が挙行されました。発注者である大分県玉来ダム建設事務所長はじめ関係者、また地元竹田市長はじめ竹田市の関係者・地元地権者、施工業者として大成・菅・友岡建設工事共同企業体の皆様と1次施工業者として(株)髙山組が見守る中、最後のコンクリートを打ち込む『打設式』が取り行われました。これまで多くの皆様の ご尽力によりここまで来れましたことに感謝とお礼申し上げます。

　玉来ダムの本体が完成した事によりダムとしての機能は発揮できますので、もう過去のような竹田市を襲う豪雨災害は起こらない事を確信しております。思えば平成2年の大災害から30年の月日が経ちました。これまでの道のりを思うと感無量です。

　いつもは本社で事務をしている女子社員たちも、この日は特別に普段は工事関係者しか見ることが出来ない現場を見てもらおうと、ヘルメットに作業服を着て式典に参加してもらいました。初めて見るダムのスケールの大きさに感動しきりでした。

　工事担当者の皆さん方には、まだ付帯工事が残っておりますので、これからも竣工まで気を緩めることなく無事故無災害で完成を迎えられます事を祈念申し上げます。ご安全に！